Japanese Food & Sake Festival

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日本食材・日本酒のアメリカ進出
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Japanese Food & Sake Festival(ジャパニーズ・フード&サケ・フェスティバル) 2009/3/5 Hyatt Regency Orange County(ハイアット・リージェンシー・オレンジカウンティ)

今年で2回目になる日本食&日本酒のイベントが、3月5日カリフォルニア州オレンジカウンティにある、ハイアット・リージェンシー・オレンジカウンティにて開催された。翌日からは、ナチュラル・プロダクツエキスポがすぐ近くのアナハイムコンベンションセンターで開催される。そこに集まる米国人バイヤーをねらっての開催だ。日本からの出展企業も、両方のイベントに参加しているところも多い。

今回は、1時からは「Japanese Food Business and its Potential in the US」と題したシンポジウム、3時からはバイヤー向けのBtoBイベント、5時からは一般公開と3部構成になっている。

出展企業は、日本から参加した企業及び自治体を含め、57団体。会場中央ステージでは、KATUYAのチーフシェフ上地勝也氏によるクッキング・デモンストレーション、アメリカのソース王ことヨシダ・グループの創設者吉田潤喜氏によるデモンストレーション、マイク・ペニー氏による三味線演奏、和太鼓の演奏などが続く。一般公開された第二部の会場は、仕事帰りに誘い合わせてきたと思われる日系企業の人々など、多くの人々で満員となっていた。景気が後退する中、一般参加者が少ないのではと懸念されたが、それは杞憂に終わったようだ。出展企業のブースでは、日本食材の試食サンプル、日本酒のテイスティングなどが行われ、人気の寿司を扱っているブースには、長い列ができていた。

参加企業の中に自治体として、秋田県、福岡県、熊本県が出展しており、他の自治体関係者も様子を見に会場に来ていた。今後、地方の食材および日本酒のアメリカ進出が増えてきそうだ。

会場で、KATUYAの上地勝也氏に話を伺うことができた。 KATUYAは、ロサンゼルスでハイエンド層をターゲットにして成功しているSushiレストラン。今一番成功している日本食レストランの一つだろう。上地氏によると、子どもの頃からSushiを食べて育ってきた人々が40代になり、味の嗜好が日本人に近づいている。そのため、彼らに食べやすいような工夫は不可欠だが、あえて味を合わせる必要がなくなってきているという。今回オープンしたスタジオシティの新しい店は、そのあたりを意識して作った店とのことだ。

昨年秋から言われる不景気だが、KATUYAに関しては影響がないというから驚きだ。昨年12月は最高収益を記録しているという。景気に多少は左右されても、客層はもともとの生活レベルが高いために、「高価なものを買うのはやめ、お洒落な店でちょっと贅沢をする」。その程度の節約をする人々らしい。他の高級レストランが苦戦する中、マーケティング的に成功している特異な例だろう。

今後、第二第三の「KATUYA」となる日本食関連の商品やサービスは何だろうか。

会場風景 秋田県
会場はたくさんの来場者で混雑していた 秋田県は日本酒の他、地方特産物を出展
手巻き寿司 デモンストレーション
お好み焼きソースの試食 スシの試食には長い列ができていた
デモンストレーション  
KATSUYAのチーフシェフ上地勝也氏による、鯛を使ったクッキング・デモンストレーション  

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