サケ・フェスティバル・イン・ロサンゼルス MeSay

| HOME
日本食材・日本酒のアメリカ進出
line

Sake Festival in Los Angeles Vol.1

Sake Festival in LA去る3月22日、ビバリーヒルズのメリディアンホテル(旧日航ホテル 465 S. La Cienega Blvd., Los Angeles, CA )で、Sake Festival in Los Angeles が開催された。

主催は、在米の日系商社4社の共同体であるSake Festival in Los Angeles Executive Committee。後援としてJETRO、ロサンゼルス日本国領事館、日本酒造組合中央会が名を連ねた、官民力を合わせたイベントとなった。

イベントは、民間イベントB to B(午後2:00〜4:30)、政府イベント(午後4:30〜6:00)、民間イベントB to C(午後6:00〜9:00)の3部構成。来場者数は3月23日現在の非公式集計で合計約2000名。
テイスティングに出品された日本酒は、当初の予想を大きく上回り348ブランドとなった。

サケフェスティバル午後2時からスタートしたレストランおよびベンダー向け商談会では、各ブースで熱心な日本酒の説明が行われていた。各社工夫を凝らしているが在米ディストリビューターの特徴は、顧客先のレストランに赴きメニュー相談や、客への勧め方を出張レクチャーを行うなど、サポート体制を充実させていることだろう。裏返せば、そう言った努力をせずに日本酒のアメリカでの市場を拡大することは不可能と言うことだ。

日本国内では日本酒の消費量が減少しているが、果たして日本人が日本酒についてどこまで知っているのか。日本酒のおいしい飲み方を伝えていかないでイメージだけに頼った宣伝を行っていては、消費者の人気は常に目新しい物に流れるばかり。他のアルコール飲料との差別化も不十分で、地に足の着いた市場拡大とはいかないだろう。

国外に出た日本人が自分が日本を知らないことに愕然とし、あらためて学ぶきっかけとなることが多いが、同じことが日本酒にも言えるのではないだろうか。

サケフェスティバル夕方からの一般向けイベントも盛況で、ホテルの駐車場は開場早々に満車。会場は満員。来場者の半数がアジア系ではないアメリカ人たちであったのも驚きだった。このイベントをきっかけに、"Sake"への人気は高まるだろう。まだ取扱銘柄が少ない米系の日本食レストランをはじめ、白人層に人気のレストランでの日本酒の取り扱いも増えることが予想される。

今回のイベントが日本酒のアメリカ市場進出の大きな節目となりそうだ。この流れをより大きくしていくためにも、一過性のイベントではなく、常に日本酒についての知識が学べる、日本酒の美味しい楽しみ方や、酒と料理とのコンビネーションが学べる啓蒙拠点があればと思う。(TM)

Vol.2(トレンド、各蔵元)に続く。

>>出典銘柄一覧

>>Sake Festival in Los Angeles公式サイト

<<フロムLA インデックス

line
(C)2010 JCONNECTION INC.All rights reserved
Powered by Com Studio